大阪・北摂『まきた訪問鍼灸治療院』

医療・介護業界についてや、興味のある事についてなど書いていきます。あと宣伝も。

いい整骨院の見つけ方

コンビにより多いと言われている『整骨院』。過当競争で戦っているそんな整骨院でよりいい整骨院の見つけ方について私なりに考えてみました。

 

整骨院を経営する上で必要な資格は柔道整復師、さらに鍼灸師やマッサージの免許も持っていると『鍼灸整骨院』や『マッサージ院』など看板を出すことができます。また法律で広告や業務の範囲などさまざまな制限がかかります。保険診療については下記の通りです。

整骨院保険診療・・・捻挫や挫傷や打撲など急性の疾患などへ電気療法や冷やしたり温めたり、また手技にて施術をします。骨折や脱臼の場合には応急手当や医師により同意がある場合には施術することができます。鍼灸の保険施術については慢性の限られた疾患で医師の同意があれば保険適応となります。

 

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その① 『腰痛治します。』など過剰に書いていない

 

 

書いていると広告違反です。そんな法を犯している整骨院のスタッフに施術されたいですか?

医療は本来なら患者自身に選択権利があり、提供者同士はフラットな状況であらないといけないと言う為、広告の制限があります。誘引するような表現をしてはいけません。呼び込みをしているところなんかは絶対に信用できません。挨拶ぐらいならかまわないと思いますが…。院内に掲示している広告は規制の対象外なので、いくらでもしていたらいいと思います。

 

 

 

その② 施術を受けている人が外から見えない

 

 

設備の規制上、待合と施術室を分ける必要があります。病院やクリニックに行った時に診察室が見えている病院がありますか?

守秘義務などもありますのであまりいろいろな部分が外からでも見えているところは、避けたほうがいいと思われます。

 

 

 

その③ 院長が常にいる

 

 

多くの整骨院で院長がいると思いますが、その方が管理柔道整復師となっているパターンが多いと思います。他には副院長などが担当している場合もあります。管理柔道整復師は施術に関しての管理する責任があったり、保険施術を行う上で必ず置かないといけません。もしいない時には一度他のスタッフに、管理柔道整復師が誰なのか聞いてみるといいと思います。いないようであれば問題です。

あと無免許施術も多く見られます。同じ白衣を着ていると有資格者のように見えますが、無免許の方はあくまでも診療補助と言うかたちになりますので、施術を全て任せれません。

 

 

 

その④ 2回目時、名前や症状を覚えている

 

 

ちょっとでも楽にしてあげようと言う気持ちがあれば症状など覚えていますし、ましてやカルテに記録を残しているはずです。2回目の施術で施術スタッフが違う人になってしまうところなど、少しでも楽になってもらおうという気持ちがあるのか心配です。

ホスピタリティ(接遇)にも気をつけている院はよい院と言ってよいのではないでしょうか。

 

 

その⑤ 領収書をもらえる

 

 

領収書を渡すことが義務付けられています。また診療明細など希望に応じて発行してもらうことも可能ですので、受付で聞いてみるといいかもしれません。出せないという場合は理由も聞いてみてはどうでしょうか。

 

 

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まとめ

施術内容に関してはさまざまな方針や流儀があるため、どの施術方法がよいとは言い切れません。個々の能力やスキル、患者との相性などでも感覚は変わってきます。

あくまでもひとつの目安だと思い今後整骨院の利用に役立ててください。