高齢者のレクリエーションについて
介護においてレクリエーションは後回しにされがちです。そんなレクリエーションについて少し考えてみました。
三大介護
介護では三大介護(食事介助・排泄介助・入浴介助)が有名ですが、どれも大変なイメージです。
その中でも介護師は高齢者と共に達成感を味わう事もできます。
例えば
《食事介助》
・いつも食事量少ない人が完食された。
・飲み込み状態がよくなってきた。
《排泄介助》
・何日もお通じがなかったがついに出た!
・尿意便意がない人に便座に座ってもらったら出た!
《入浴介助》
・気持ちええわぁと言ってくれる。
・きれいになった。 など
3大介助でこのように達成感が味わえるのは、ベテランのスタッフですが、ずっとこの業務をしているとベテランでもしんどくなります。ましてや新人のスタッフではなかなか達成感を味わう事もなくしんどいだけの業務となります。
四大介護
三大介護にプラスして『レクリエーション』が含まれます。
『レクリエーション』は人を楽しませるという、目的がかなり前向きな業務です。
レクリエーションは三大介護の”しんどい”というイメージの逆の”楽しい”という事を提供しないといけません。確かにいろいろと考えするのは大変ですが、楽しませるのが目的なのでちゃんと考えて行うと、自然と”しんどい”業務の事を忘れ、また高齢者の方にも喜ばれます。
実際に私はレクリエーションの担当をしており、さまざまな内容を提案・企画・計画・実施させていただきました。その時こころがけていたのは、
”スタッフも一緒に楽しむ(共有する)”
でした。
むすっとした顔の職員と一緒にいて誰が楽しいでしょうか?友達と遊びに行ってつまんなそうな顔をしているといい気分ですか?嫌ですよね。
高齢者も一緒だと思います。
企画の段階から自分たちがわくわくなれるような事を考えないと、モチベーションもあがりませんし楽しくもありません。
人には得意・不得意がありますので、自分の得意の分野でいいと思います。
お菓子作りが好きなら一度高齢者の為に作ってみたり、写真を撮るのが好きなのであれば撮ったものを見せてあげるだけでいいと思います。お話相手になるだけでもいいです。
介護が少しでも負担と思う人が減ればと思い、書かせていただきました。
個人的な意見が多く含まれていますがご了承お願いします。